SIerを退職し、日本マイクロソフトに入社しました

2019年12月、SIerを退職し、日本マイクロソフトへ入社しました。
SIerには、新卒から7年間ほど、お客様先に設置されたIBMメインフレームのシステム管理者の1人として勤務してきましたが、最終的に休職となりそのまま退職いたしました。
前職で関係のありました皆様には、大変お世話になり、またご迷惑をおかけいたしました。

前職では、主にメインフレームを中心にz/OS、WebSphere Application Sever for z/OS 並びにSMP/Eの担当者として活動をしてきましたが、日本マイクロソフトではサポートエンジニアとしてAzure PaaS領域の技術サポートを担当することになります。

前職でのプロジェクト自体は運用フェーズに入っており、まだ継続中のため、詳細はお話しすることが出来ませんが、メインフレームがレガシーだから嫌になった訳ではなく、モチベーションの維持が困難になった、とだけ記載しておきます。

休職状態から復職するか検討する中で、いくつかの企業(外資系のITコンサル、SIerなど)から転職のお誘いを頂きましたが、自分がやりがいは何だったのか、目標に到達するにはどうあるべきかを考えた結果、最終的にマイクロソフトのサポートエンジニアという職種を選んだ次第です。

クラウドのサポートエンジニアとして半年が経過して感じたこととしては、クラウドもメインフレームも変わらず、むしろクラウドはメインフレームが実現してきたことを達成するために、同じ方向へ向かおうとしているように感じます。それをコモディティ化された技術でソフトウェアとして達成するか、専用部品を使用して、より物理に近いレベルで実現するかの違いしかないと感じています。

確かに Azure ではCOBOLやPL/Iは動きませんし、製品も違うので、問題の調査に使用するツールも違います。しかし、基本情報技術者試験レベルで「コンピュータは常識で考えてどう動くか、自分がミドルウェアの開発者ならどうするか、どこを調べるか」というレベルで考えると対して変わりはありません。
SIerの現場で経験してきた事で生かせる部分は多々あり、それに助けられる部分も多々ある状況です。

これから先、お客様のお役に立てるように精進し、日々変わっていくクラウドの技術を学び続ける日々を楽しもうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です